親友は何人いますか?

面「親友は何人いますか?」

 

――すべてはここから狂い始めた。

 

私「15,6人?いや、もっとです」

面「へぇ~~ずいぶん多いんですね。ふふっ」

 

…鼻で笑われた。

悔しいから反論開始。

 

私「親友・友達の区別って残酷だと思いませんか?私は10年前に"友達"に分類されて仲間はずれにされました。その痛みを知っているので、お世話になった仲間を区別しません。差別的行為は嫌いです」

 

あー、おわった。もう吹っ切れた。ほどよくネタに走ろう。

 

面「それじゃあ、あなたの今までかかわった友人はどのようなタイプが多いですか」

私(今まで…主にバレー部…)

 「サルみたいなタイプが多いです」

面「え?笑」

 

あたふたあたふた、焦る私。見た目だけに注目して口走ってしまった…!

さてどうする。

 

私「見た目もサルのようですが、リスク顧みず本能で挑戦できる子たちです。私は達成可能性の低い夢は諦めがちでしたが、彼女たちのおかげで、可能性を計算せずに勢いで攻めるワクワク感を経験することができました。彼女たちと一緒だったから、一度も勝ったことのない東北大会優勝候補に強気で立ち向かい、全国大会へ出場することができました」

 

なんとか逃げたんじゃない!?

 

面「そうですか~」

 

ありゃりゃ、ダメか。撃沈。

 

面「ところで、りさつんさんは、人と接する際に相手と打ち解けあうことを大切にしている、と仰っていましたが、”相手と打ち解けあって話している”の判断基準は何ですか」

 

私「恋愛観を聞いたとき、躊躇せず話してくれるか否かで見ています」

 

なに言っとるんじゃ私。

 

面「あはは(苦笑い)」

私「あはは(愛想笑い)」

 

面「少し話題を変えて、親のしつけはどのようなものですか」

私「放任主義です」

 

あれ?面接官むっとした。

 

私「ネグレクトではなく、レッセフェールです。やりたいと思ったものはやってみなさいと育てられました」

 

少し経済学部生感漂わせてみた。アダムスミスよ、味方してくれ。

 

面「では、親はあなたにとってどのような存在ですか」

 

空気?ん~なんだか失礼。あ、思いついた。言ってしまえ!

 

私「損害保険のような存在です」

面「というと?」

私「私の心が壊れたときに支えてくれ、再チャレンジを後押ししてくれます。ああしろこうしろと言わずに、見守ってくれています」

 

お~。私的に良い返し。にひひ。

と、思っていたものの、面接官は不服そう。

あぁそうか。私は除外決定なんだな、察知。

 

その他諸々聞かれ、激掘り面接を終えたのであった。

 

 

ごめんなさい面接官さん。お疲れのところこんなくだらない回答されたら、そりゃ私だって鼻で笑います。

 

だがしかし、親友と友達の区別の質問は解せぬ!