公平中立ってなんだろう
公平中立。
自分にとってそれは憧れで自分の核だった。
社会人2年目、すでに「公平中立とは?」という壁にぶつかった。
団体のドンの無理難題な要求に対して、なぜ自分は労力を費やしているのか。なぜ応じなければいけないのか。
そんなふうに思いながらその要求によって発生した案件を検討する。
ただ、公平中立は難しい。国の目指すべき姿があって、それに誘導していく形で各政策が存在する。その方向に見合う人は優遇される。
それに「国民の声」を聴いて政策を進めると言っても、声は平等に扱われない。もちろん野党議員の声よりも与党議員の声を聴くし、重鎮の言うことは絶対。関係団体でもワガママな人の声は通りやすい。
でも絶対ズレはある。私はそんな国民やら組織やらの代表ではなくて、集約されていない生の声をたくさん聴きたい。これを読んでくださった方には、役所に怒って電話してくるのではなくて、事業の不便さや、相談、提案などぜひ気軽に問い合わせをしてほしい。ニーズがあれば事業は変わる。
公平中立とは何なのか。
自分にとっての正義と照らし合わせて、納得できること。
なのかなぁ。
自分の正義に反さない仕事の仕方をしていきたい。
「上の言うことは絶対」という考えやめる。