愛とは相手を信じ、待ち、許すこと。

高校の恩師が卒業アルバムに書いてくれた言葉。

当時は何も感じなかったのに、

7年近く経ったいま、この言葉の深さを感じる。

おそらくここで表す「愛」は先生から生徒への「愛情」が想定される。

しかしこの愛を恋人同士の「愛」としたとき、非常に愛の難しさを感じる。

恋人を信じ、待ち、許す。

 

私は、恋人を100%の気持ちで信じることができない。いつ裏切られるのかという恐怖。半信半疑でいればひどく傷つかずに済む。

それが心のバランスを取るのにちょうどよかった。これからもそう生きていくはずだった。

 

しかし最近、自分がおかしい。

彼を信じても良いんだという確信があると、しばらくしてその反動でひどく疑い深くなる。

心が苦しい。でも半信半疑の自分には戻りたくない。

彼から何か信用できるものがほしい。でもそんなもの無くても彼を信じたい。

 

彼を信じる。

彼を待つ。

彼を許す。

いつか、不安定な愛から抜け出せるかな。

抜け出したい。

 

愛って難しい。