愛とは相手を信じ、待ち、許すこと。

高校の恩師が卒業アルバムに書いてくれた言葉。

当時は何も感じなかったのに、

7年近く経ったいま、この言葉の深さを感じる。

おそらくここで表す「愛」は先生から生徒への「愛情」が想定される。

しかしこの愛を恋人同士の「愛」としたとき、非常に愛の難しさを感じる。

恋人を信じ、待ち、許す。

 

私は、恋人を100%の気持ちで信じることができない。いつ裏切られるのかという恐怖。半信半疑でいればひどく傷つかずに済む。

それが心のバランスを取るのにちょうどよかった。これからもそう生きていくはずだった。

 

しかし最近、自分がおかしい。

彼を信じても良いんだという確信があると、しばらくしてその反動でひどく疑い深くなる。

心が苦しい。でも半信半疑の自分には戻りたくない。

彼から何か信用できるものがほしい。でもそんなもの無くても彼を信じたい。

 

彼を信じる。

彼を待つ。

彼を許す。

いつか、不安定な愛から抜け出せるかな。

抜け出したい。

 

愛って難しい。

都内の美味しいカツオのたたきのお店3店から見えてくる経営コンセプトの違い

始めて高知を訪れた際、カツオのたたきの想像をはるかに上回るおいしさが忘れられず、以降、都内でも食べられる美味しいカツオのたたき屋さんを回るようになった。

その3店舗を調べてみると、経営体制や経営コンセプトが結構異なり、面白かったので以下まとめる。

なお、あくまで各社HPから当方が読み取ったものであるため、事実誤認がある可能性ある。その点は御愛嬌。

 

1.明神丸

言わずもがな、かの有名な明神水産の経営するカツオのたたき屋さん。

こちらは、大きな漁船を所有し、カツオの漁獲量ナンバーワン。漁師までも会社の従業員。会社の組織として「漁船部」「製造部」「通販事業」「飲食事業」「農業事業」と分かれており、漁獲からお店での提供まで自前でおこなってしまう強者。ちなみに、農業事業はカツオのたたきを作る際に使う藁を皮切りに農業に足を踏み入れたのだとか。

(会社HP)www.myojin.co.jp/

 

2.わらやき屋

こちらも有名で美味しいお店。店内がおしゃれ。

こちらはダイヤモンドダイニング(DD)が経営しているお店。

DDは外食文化の創造をコンセプトに、エンターテイメント性の高い、飲食店を展開。

なので、カツオのたたきだけにこだわることなく、和洋さまざまなお店を経営。

食料は明神丸のように自分たちで漁獲・収穫するのではなさそう。仕入先のこだわりもHPからは読み取れない。

(会社HP)https://www.diamond-dining.com/

 

3.土佐清水ワールド

カツオのたたきも良いが、ブランドさば「清水さば」を始め、土佐清水周辺の食材を美味しくいただけるお店。

こちらはワールド・ワンが経営。ワールド・ワンは、「郷土と、ともに。」をコンセプトに、その地域に焦点を当て、地域の名産物をこれでもかというくらいPR。

食材調達も行政を巻き込み、県・市町村と協定を結んで行っている。

(それもあってメニューには首長の挨拶が記載されていたり、ランチョンマットにはまちの紹介が書かれていたりとなんかすごい。)

個人的にこういうコンセプトの会社好き。

(会社HP)https://www.world-one-group.co.jp/

 

ただ「美味しい」と頬張るよりも、会社のコンセプトや流通を知ると、食がより楽しくなる。

 

以上、3社の比較でした!

魚大国ニッポンの国民の魚リテラシー

「日本人の魚リテラシーの低下を感じる。」

そう話したのは、産地から空港直送で新鮮かつ良質な魚の流通を行っている会社の営業担当者。

数年前に比べて、魚丸一匹が売れないという。

スーパーはもとより、飲食店でも、フィレ状など簡単に切って提供できる状態での販売をお願いされることが増えたとか。

営業担当者曰く「料理人が減り、調理人ばかりになってきた。」とのこと。

 

たしかに、スーパーでは刺身や二枚・三枚おろしにされている魚ばかりである。魚屋さんでも、処理されているものが増えているように感じる。

魚を捌くのは、想像よりも案外簡単だということに、私もつい先日実践してみて分かった。

 

日本の食文化継承のために魚を捌ける人を減らしてはいけない。

便利さだけを追求して提供・消費する状況と

魚丸々一匹を扱う機会のバランスをうまく考えていく必要がある。

 

魚大国ニッポンの国民の魚リテラシーを向上できるアクションを起こしたい。

上司からのアドバイス(法令の説明資料作成編)

1.現行の規定
2.改正する必要のある事情の変化(他の法令の改正等)
3.2を踏まえた改正の方向性
 が基本。

 

3に向けて、1と2をうまく説明するようにする。

 

✔️説明の要素について、漏れがないか。

✔️文言が分かりやすくなっているか。

✔️逆に不要な文言がないか。

 

上記は、基本的には、改正が必要な条文ごとに整理する。

 

☆参考資料は適宜つける。

 

☆用例はそれぞれつける。

用例を探すポイントは、改正しようとしている条文と、 用例の法令上の仕組みが似ているかどうか。

(単に文言だけ一致していても、そもそもの、 法令上の仕組みに類似点がなければ、用例としては、 基本的には不適切。)

 

 

勉強になります。

上司からのアドバイス

資料作成のときの順番

1.とにかく書くべきだと思うものを全部書き出す

2.読み返してまだ不足している要素がないか考える

最初はこのフェーズを頑張る。

3.各要素、要約していく

4.不要な要素をそぎ落とす

 

○その究極版が条文

○法制局資料も上記が基本にある

○短くしすぎると単語を羅列しただけになってしまうので注意

 

というわけで資料作成について遠回しに出来が悪いと言われた。

細かい上司だけど、細かく指摘をくださるのでとても勉強になる。

ここ1か月で仕事の仕方が変わった。

明日も資料作成がんばろう。

公平中立ってなんだろう

公平中立。

自分にとってそれは憧れで自分の核だった。

社会人2年目、すでに「公平中立とは?」という壁にぶつかった。

 

団体のドンの無理難題な要求に対して、なぜ自分は労力を費やしているのか。なぜ応じなければいけないのか。

そんなふうに思いながらその要求によって発生した案件を検討する。

 

ただ、公平中立は難しい。国の目指すべき姿があって、それに誘導していく形で各政策が存在する。その方向に見合う人は優遇される。

それに「国民の声」を聴いて政策を進めると言っても、声は平等に扱われない。もちろん野党議員の声よりも与党議員の声を聴くし、重鎮の言うことは絶対。関係団体でもワガママな人の声は通りやすい。

でも絶対ズレはある。私はそんな国民やら組織やらの代表ではなくて、集約されていない生の声をたくさん聴きたい。これを読んでくださった方には、役所に怒って電話してくるのではなくて、事業の不便さや、相談、提案などぜひ気軽に問い合わせをしてほしい。ニーズがあれば事業は変わる。

 

公平中立とは何なのか。

自分にとっての正義と照らし合わせて、納得できること。

なのかなぁ。

自分の正義に反さない仕事の仕方をしていきたい。

「上の言うことは絶対」という考えやめる。

修行経験@比叡山延暦寺

周りに咳をしている人が増えたな~どうしてだろう?

とボケーっと考えていたら、いつの間にか11月に突入していたのですね。

そりゃマスクマンも多くなるわけだ。

 

10月はなんか、もう、出ずっぱりな1か月でした。

内定式にはじまり、ハーフマラソン、農業体験、渓流釣り、卸売市場見学などなど。

加えて後輩の面接指導や研究室のバイト、正規のバイト。

その合間に卒論。そりゃ進まないのも理解できますね。

11月も負けないくらい充実しそうです。

 

さて、11月の連休中、天台宗総本山である比叡山延暦寺にて1泊2日のプチ出家してきました。まぁそれはそれは生活の手本となる世界だったので書き綴ろうと思います。

 

○心構え

1.いつもきれいに!

荷物はまとめて一か所にしたり、トイレのスリッパはきれいに並べたり。基本と言われれば基本ですが、普段はちょっと疎かにしがちですよね。いつ誰に見られても恥ずかしくないように、そして心を平穏に保つためにまず身の回りをきれいにすべしということです。

2.うるさくなるところこそ静かに!

食堂、風呂場、本堂など人が集まる場所はどうしてもうるさくなってしまいます。なのでそれらの場所では黙って行動すべし。そして食事中の器の置く音や咀嚼音もならないよう気をつけます。

3.迅速かつ丁寧に!

お風呂は脱衣から着衣までを10分以内、朝も起床後10分以内に出発でした。だらだらせずに素早く行動せよ。しかし雑になっては本末転倒です。素早く行動するときにこそ丁寧に。

 

○食事

少食(しょうじき):朝ごはん。おかゆ

正食(しょうじき):昼ごはん。お坊さんのメインごはんらしいですが、夕ご飯の方が豪華でした。ちなみにメニューは、味ご飯、素麺入りの汁物、漬け物。以上。

非食(ひじき):夕ごはん。「いただきものを食べてる」と解釈しごはんにカウントしないとか。バナナはおやつですか的な?ご飯、汁物、肉じゃがの肉なし、漬け物をいただきました。

食事の前にはなっがーーーーいお経を読み、やっとごはんにありつけます。ちなみに食事中は無言、正座。食べるものの器を持って食べます。

沢庵1枚を残し、お茶を注いで器をすべて沢庵で洗っていきます。これを洗鉢(せんぱつ)と言います。1つの器にお茶を集め最後はごっくん!まずくないのでご心配なく。

 

○生活

22時就寝、4時半起床というとてもとても健康的な生活。

お坊さんの鳴らす鐘の音が合図で次の行動に移ります。

毎日こんな生活をしているからなのか、お坊さん高身長なイケメンばかりでした。

起床後は座禅や参拝に出かけ、三文以上の得をしました。

 

そんなこんなで仏道の世界に魅せられた2日間でした。昔から仏道に憧れを抱いていましたが、やはりこの世界は美しい。日本の美の基盤だと思いました。

今後、日常動作の1つ1つを大切にしていきたいと思います。

お坊さん方、ありがとうございました。

 

下山途中にはロープウェイから虹がみえたり、

下山後の月は今年いちばん美しい満月だったり、

清水寺でひいたおみくじが大吉だったり。

ありがたや~~~。

 

自分と向き合うためにまた出家しようと思います!